おしえて☆ウィルくん
注:このページは超ネタばれ警戒地域です。
下手に読むと見てはいけないネタに遭遇するおそれもあります。
純粋に小説だけを楽しみたい方は手を出さないで下さい。


250) ローレンシア王家は晩婚が多いそうですが、ソフィアの奥手っぷりはそこからの遺伝なのでしょうか?
ウィル  :…………! そうだったんだ!? 遺伝、遺伝なのかこれ!?
      うわぁ……遺伝かぁ……単純にソフィアの性質だとばっかり思って
      疑いもしなかったけど、そうか、よく考えたら遺伝とか言われても
      分かる気がするな……ソフィア自体ローレンシア王の50近くなってからの
      初めての子だし……うっわ。なんか凄いショック……
      やだよ俺、50まで子供無しだなんてイヤだよ……
      どうしても出来ないとかいうんならまだしも絶対そうじゃない予感……
ソフィア :……さすがにそれはあたしだって嫌なんだけど。
ウィル  :そう、じゃあ(自主規制)らして?
ソフィア :うわ何ストレートに来すぎッ!?(どごッ!!)何考えてるのよ!?
ウィル  :何というか……(赤い液体がどくどくだらだら)
      ていうか適切にボケるにはこの事実はあまりにもショッキングなんだが。
ソフィア :そんな、遺伝かもってくらいで。
ウィル  :ああ、なんか……遺伝って言うと、俺が魔術士だからかな、覆しようのない
      決定的な血の素質って感があって……。魔術って多かれ少なかれそんな感じ
      だから。
ソフィア :うーん、まあそういう考え方は分からなくもないけど。
ウィル  :あ、でも遺伝って事はないかな。ソフィア、どう考えてもローレンシア王似
      じゃなかったし。
ソフィア :そんなに似てなかった? 親子だと似てる似てないって分かんないのよね。
ウィル  :うん、だってローレンシア王慈愛と博愛が服着て歩いてるような人
      だったもん。ソフィアとは似ても似つかな(ざしゅ)
      ほらね……(ばたん。)


249) 戦争終結後、ローレンシア、アウザールの領土はレムルスに属することになるんでしょうか?と言うかディルト様にまともな統治能力はあるのでしょうか?
ソフィア :あー、それってどうなったんだろうね。作中、98話で今後の話し合いで
      決定する、みたいな事を言っていたはずだけど。あんまり興味ないから
      わかんないや。
ウィル  :興味ないって……まあいいけど……
      結局は、ひとまず両国とも教会の管理区域に落ち着くような話らしいよ。
      レムルスかヴァレンディアか教会で意見が割れてたんだけど。
ソフィア :? 解放軍の指導的立場だったレムルスと超国家組織の教会は分かるけど
      何でヴァレンディアもそこに入るの?
ウィル  :へぇ。ソフィアにしてはまともな質問。よく気がついたね。
ソフィア :そんな、人をディルト様みたいに言わないでくれる?
ウィル  :さり気に酷いよそれは。……確かに、ヴァレンディアは(俺がひたすら
      なかった事にしたせいもあって)今回の解放軍では中心的な立場には立って
      いない事になってる。実際、解放軍の兵士には俺も含めてヴァレンディア
      出身の人はまあまあいたんだけど、国家として組織的に協力したという
      訳ではないしね。だから当然この件についてもヴァレンディアが口出し
      すべき事ではないんだけど……
      ヴァレンディアは昔から、大陸の主導的立場というか……特に西部に
      おいては、本来教会がやるような、国家間の紛争の調停とかまあいろいろ、
      余計なお世話を焼くポジションにいるんだよね。
      だから今回も名前が挙がったんだけど。
ソフィア :成る程。つまるところ某米の国みたいに他所の国に茶々を(自主規制)
ウィル  :いやそんな某国みたいに自分から好きでやってる訳でなく(自主規制)
      って、ヤバイ話題はおいておこうよ。拉致されでもしたら怖いよ。
ソフィア :それ尚更やばいから。むしろ国違うから。
ウィル  :ともあれまあなんだ、そういう訳だったんだけどさすがにそれは一部から
      反対意見があってなかった事になったんだけどね。
ソフィア :どうせ反対したの自分なくせに。
ウィル  :うぁ鋭い。
ソフィア :ほんとに自分なんだ……
ウィル  :えーまあ何はともあれ、教会管理区域になる。けど、教会が長期的に直轄
      するのは聖地ファビュラスくらいで、こういった場合だと大抵十年以内に
      元の国に統治権を返しているから、今回もそんな感じになると思う。
      ……まあこの辺は、「女神の魔術士」でおいおい出てくるネタだと
      思うので詳しくは今後を待って下さいという所だな。


248) ウィル、君も男なら二人を幸せにして見せんかね!でないと主人公として情けないぞ!!さあどうなんだ!?ウィル!!!
ウィル  :……ふっ。彼女との関係はもう終わっているんだよ、とうに、ね……
リタ   :なァにを偉そうに。○貞が。
ウィル  :うぁリタ。何でリタ。この場合はソフィアかブランじゃないのか?
リタ   :何でって……ソフィアやブランに童○なんて言葉を吐かせたい訳?
      うわー。いるのよねよく、女に卑猥な言葉口にさせて喜ぶ変質者が。
ウィル  :いやどれだけ頼もうと言わんと思うし、お前も言うな。頼むから。
リタ   :で、質問に戻るけど、二人共々幸せにすることは出来ないの?
      男としてそのくらいの甲斐性を見せたりはしないわけ?
      ほんっと、質問者さんの言う通り主人公として情けないわ。
ウィル  :だから二人を幸せにするってなあ……どうやるんだ。ていうか、
      どういう主人公だよそれ……
リタ   :それを知恵と勇気で模索していくのが勇者、もとい、主人公の
      仕事でしょ?
ウィル  :知恵と勇気を振り絞るのは勇者の仕事かもしれないが、そういう使い方を
      する事はどこの勇者もましてや主人公も求められていないと思うぞ。
リタ   :不可能を可能にするのが……
ウィル  :だからそれも違うっての。
      そうだなあ……ブランに俺が唯一やってやれる事としたら、一市民としての
      彼女の平和な生活を保証してやる事じゃないかな、国王として。
      もちろん彼女だからという訳ではないけれど、彼女ら姉妹は特に今も立場が
      微妙だから、特に意識して守ってやらなくちゃいけないと思ってる。


247) ソフィア至上主義のウィルくんに国1つ押し付けられたリュート様。それについては受け入れておられるそうですが、さすがにあんまり不在期間が長かったら問題ですよね?どのくらいまで許せますか?それと、リュート様が許す範囲でも、周りから異論が出る可能性はどうでしょう?
リュート :んー……どのくらい、と言われると少々困りますね。
      帰って来る事が出来るのでしたら今すぐにでもお戻り頂きたい所ですが、
      その帰還が、目的も果たさずただ諦めてきたという物でしかなかったら
      もう一度叩き出したりしてしまうかもしれません、私。
ディルト :よ、よいのか? それで……
リュート :おや、今回の会話の相方はディルト様ですか。金髪碧眼繋がりですかね?
      ……あんまりよくはないですけど、一度はじめたことを途中で投げ出す
      なんて、人間としてどうかと思いますしね。しかも、この行為がどれだけ
      迷惑をかける事なのか陛下も分かって、その上で決断なされた事ですし。
      一旦はじめる覚悟をしたならば終わらせる覚悟も必要ですよ。
      第一、人に迷惑をかけるだけかけて目的も達成出来ないだなんて、ただの
      馬鹿じゃないですか。だったら初めからやるな、と思いますね、私は。
ディルト :意外と辛辣なのだな……(汗)
      しかし、そういえばウィルもどちらかというとそのような考え方だった
      ような気がするな。似たような事を言っていた記憶がある。
      ああ、これだ。本編ではないが「戦う貴方に〜」の質問33あたりが……
リュート :ほほう。陛下もこのような事をおっしゃるようになっていたのですね。
      嬉しい事です。これは私のしつけのポリシーでもありましたので。
      ……で、周囲からの異論という問題に関してですが……
      陛下が城内にいらっしゃらないという事実はトップシークレットとして
      おりますので、大丈夫です。
ディルト :トップシークレット……って、ええ!?(汗)
リュート :Crusade最終話をお読み頂けると分かるとおり、陛下の署名を真似て
      秘密裏に仕事を片づける=陛下はいるという事にしておく、
      という事ですからね。極々一部、信用のおける必要最低限の方々を
      除きまして、この件は極秘になっています。なので文句も出ません。
ディルト :いや、「どうやって」秘密にしているのかが問題なのだが……?
リュート :これは国家機密に関わる事ですので、いくらディルト殿下といえども
      お教えする訳には参りませんよ。
ディルト :こ、国家機密?? というかそれ、はなから無理なのでは!?
      大神官殿を代役に立てるといっていたが本当にそのような事をしている
      訳でもないのだろう!?
リュート :まあ、あれはもちろん冗談ですけれど。カイルも多忙ですしね。
      いろいろとヴァレンディアには秘密があるのですよ……ふふふ……
      それでは今回はこの辺で……失礼致します……くすくす……
ディルト :何なのだ……!? ヴァレンディア王宮では何が起きているのだ……!?


246) 遺跡にて”エルフィーナの幻影”が光りの翼でウィルを守りましたが、(あれがウィルの作り出したイメージかどうかは置いておいて)あのころは彼女を本当に天使のようだと思っていましたか?
ウィル  :Crusade番外編「いずれ闇夜を超えて」だね。
      あの頃の彼女についてなら断言して言えるよ。彼女はまさに天使だったね。
      まあ今もなんだけど、彼女以上に可愛い女の子なんて見たことないし、
      容姿についてなんて置いておくとしても、昔の彼女は本当に純粋で素直で、
      よく笑ってよく泣いて……畜生この無邪気な天使め愛くるしいぜこの野郎!
      ……という感じだったね、まさに。
      ああ、あの頃はよかった……
ソフィア :あの頃はって何よ、どういう意味よ。
ウィル  :はっ、ソフィア!? 今の話をどこから聞いて!?
ソフィア :……最初からだけど……っていいから、そういうベタなせりふは。
      で、あの頃はってどういう事? 今は純粋で素直な天使ではないと?
ウィル  :純粋はまだ認めてもいいけど素直はどうだろうかと激しく思う俺。
ソフィア :素直でしょ、色々。こんなに素直なあたしを捕まえて何言うのよ。
ウィル  :あーあー素直だね、素直だったね、物欲に関してはね。
ソフィア :うわぁすごく引っかかる言い方。
ウィル  :引っかけどころ満載なオナモミみたいな言動してるからだろ……
      ……まあ、今も今でまた可愛いんだけどね。
      ただその可愛らしさを天使と称してよいものか……
      そのものズバリ言わせてもらうけど、今は天使ではなく小悪魔だよね。
      一体どのタイミングで堕天したんだろう。会った事ないから
      分かんないけど話を聞く限りじゃソフィアの育てのおじいさん
      おばあさんもまともそうな人っぽいのに。
ソフィア :失礼ねー。あたしのどこが小悪魔なのよ。
ウィル  :むしろまだ「小」をつけてあげてるという事実に盲目的愛を感じて
      欲しい所なんだけどね……


245) ディルトとウィルって仲いいですよね(微笑み)みなさんそう思いません?
ソフィア :仲いいよ? ……いいですよね、普通に。ねえライラさん?
ライラ  :まあ……仲いいというか古き良き喧嘩友達というか……
      喧嘩にしてはやや一方的にウィル君がやり込めてる感じではありつつも
      たまにはディルト様も反撃に出たりして……
      いいコンビだとは思うわ。心底。むしろ同レベル。
ディルト :同レベル、って……言葉しては間違っていないが、何か引っかかる
      言い方だな……
ウィル  :そーですよ。何て失敬な言われよう。よりにもよって同レベルだなんて。
ディルト :お前の言い方も十分引っかかるのだが!?
ウィル  :気のせいですよ、やだなーディルト様。ディルト様のよーな絵に描いた
      ような理想的な男性像、ていうような人と同レベルなんて言われたら
      嬉しいに決まってるじゃないですか。
ディルト :な、何だ? 急に……誉め殺しか?(びくびく)
ウィル  :えー。そんな警戒する事ないじゃないですかー。
      違いますよ、キッチリ誉めてますって。ディルト様みたいに優しくて
      背が高くて美形な金髪碧眼の王子様!なんて、世の中の女性が放って
      おくはずのない特性は心底羨ましく思いますよ。
ディルト :そ、それは……どうも……(びくびく)
ウィル  :何よりも扱い易いですしねーこのおうぢさまは。いやー、羨ましいな、
      扱い易さは女性が結婚相手に求める最重要ポイントですからねー。
ディルト :ほらやはり馬鹿にしているではないかーッ!!
      どーせそんな事だろうと思ったわッ!!
ウィル  :あはははは、ディルト様は楽しいなー。
ソフィア :ほらね、仲良しっ!
ライラ  :……そ、そぉね……


244) 大陸解放軍の皆様はお酒はどれくらい飲めるのですか??それと、一番強い人と弱い人は誰ですか??
ウィル  :回答234でもあらかた答えたけど……一番強い人と弱い人を挙げるなら
      解放軍内では、最も強いのは俺かサージェンさんで、
      弱いのはソフィアじゃないかな。ソフィアは本当、弱いよ。お子様だしね。
ソフィア :そのお子様に変な気起こす変態は誰よ。      
ウィル  :ふふ。何とも返答しようのない反撃ありがとう。
      …………いつか無理矢理飲ませて(ピー)してやる。
ソフィア :全力で殺るわよ?
ウィル  :いや、君、多分何も覚えてないだろうから。そのくらい弱いし。
      後処理さえキッチリやれば何の心配も無しさ!
ソフィア :無しさ!ぢゃないわよこのどあほーッ!!(ずゴしッ!!)
      ……さて、生ゴミも片付いた所で……
      どのくらい飲めるんですか、ってのは、そうねえ。あたしはもう
      口つけるだけで駄目ね〜。大神官様も宴席ではそのくらいしか
      飲んでないはず。
      ディルト様は意外と飲むのよね……酔っ払ってるディルト様は個性的で
      結構面白いわ(端から見てるぶんには)。
      飲めるのは、さっき言ったとおりサージェンさんとウィルだけど
      どっちも羽目を外して飲むタイプじゃないのよね。
      だから実際どのくらい迄飲めるのかって言うのはよく分かんないのよねえ。
      …………。
      折角だし、実験してみましょうか。

    (いつのまに用意したか横手にずらりと並ぶ開封済みの葡萄酒数十本。
     一本を手に取り昏倒するウィルの口をこじ開け……)

ウィル  :がふっ!? ごぼごぼごぼやめソフィごぼげふごふ……
ソフィア :何本飲めるかしらね〜。わくわく〜。


243) ユーリンさんに質問です。重装歩兵の鎧は2桁後半の重さらしですが、フツーにきてますが、重たくないんですか?
ユーリン :そりゃあー、重いですよぉー。だって私か弱い女の子ですしぃ〜。
ウィル  :…………。
ユーリン :なんですかぁ、その沈黙は何ですかぁ隊長ー!
ウィル  :そんな自分の体重よりも重い鎧着て戦場歩き回れる女を唖然と見つめて
      どうして文句言われなきゃいけないんだ。
ユーリン :そんなの、男女差別ですぅ!
ウィル  :違うしっ!?
ユーリン :罰として、隊長に私たち重装歩兵団のフルプレートを着て頂きまぁーす。
      さあ! 物語内では出てこなかった我が配下の野郎ども!
      このお兄さんをひん剥いて思う存分やっちゃってくださいですぅ!
ウィル  :なーッ!? ていうか思う存分ってーッ!!?

            ( 〜 しばらくおまちください 〜 )

ユーリン :はい、お着替えが終わったみたいですね。
      ではでは隊長、どうぞこちらへ〜。
ウィル  :…………。
ユーリン :どうしましたか、隊長?
ウィル  :動けるかッ!! こんな100kgもの板金ぶら下げて歩けるかッ!!
ユーリン :いや、さすがに100kgはないですけど……
      100kgじゃさすがに私も着てずっとうろついてるのはつらいかなぁ。
      ちょっと持ち上げるくらいなら出来ますけど。
ウィル  :も、持ちっ……?(汗)
ユーリン :重量挙げはトレーニングメニューの一環でやるので〜。
      ってそれは関係ないんですぅ。早く御感想を突撃インタビューしたいので
      こっちに来て下さいってばー。
ウィル  :だから動けないと言ってるだろうが。
ユーリン :もー、仕方ありませんねえ。じゃあ後ろから押してあげますから……

       (軽やかにウィル(というか鉄の塊)の後ろに走り寄り、
        その背中(というか鉄板)を押す。多分彼女的にはごく軽く)

ウィル  :!!!!
ユーリン :あ。

               ずうううん……。(倒)

ユーリン :……もー。世話が焼けますねえ。
ウィル  :お、起こして、な、なんか重苦しい……
ユーリン :重苦しいって使用方法違わないですか? 重くて苦しい際にはあまり
      重苦しいとは言わない気がするんですけど〜。
ウィル  :いや……も……何でもいいんで……
ユーリン :あー、そう言えばたまーに戦場で重装鎧着たまんますっこけて
      窒息死だか圧死だかしてしまうって話、聞きますよねえ〜。折角戦場に
      出たというのにそれってあんまりにもあんまりですよね〜。
      私は絶対そんな死に方はいやだと思うんですぅ。重装歩兵としてというより
      人間としてちょっとイヤですよねぇ〜。
ウィル  :…………(しくしくしくしく)


242) ウィル君に質問です。ルーンナイトになるために何か試験が必要だったんですか?それとも単に剣術、魔術を両立している人をルーンナイトと言うんですか?
ウィル  :あー、ルーンナイト……。別に試験とか、そういうのはないよ。
      大神官が「お前ルーンナイトね!」って言ったらそれで決定。って感じ。
      基本的には一人だけで、前のルーンナイトが何らかの理由でいなくなって
      しまったら次の犠牲者……もとい、担当者?を選出するというシステム。
ソフィア :ウィルの前はリュートさんだったんだよね? リュートさん帰ってきたけど
      ルーンナイトの位はどうなったの? リュートさんに戻るの?
ウィル  :ん……? そういやどうなったんだろうな?
ソフィア :どうって、自分の事なんじゃ……?
ウィル  :いやー、あんまり俺自身、ルーンナイトの位って意識しないんだよ。
      元々規則で明確に制定された位階じゃなく、何か昔っからの伝統で何となく
      存在してるような立場だから、特別な任務があったりするって訳でも
      ないし。
      せいぜいが、何かやばげな任務を言いつけられる→絶対やだとごねる→
      お前ルーンナイトだろつべこべ言わず行け→泣く泣く行かされる、という
      不条理なコンボ攻撃に利用されるというくらいで……
      はっ? まさかルーンナイトって本気でその為にある役職なんじゃ……?
ソフィア :成る程ー。じゃあリュートさんに返還されてるはずないね。
ウィル  :成る程ーって、な、納得するなよー!?


241) ディルト王子の母親って息子から見てどんな人ですか?番外編で大体どのような人かと言うのは大体わかったんですがその程度がよく解からないのでほかの人もコメントよろしくお願いします〜
ディルト :私の母か? うむ、そうだな……。自分の母親についてこう言うのも何だが
      大変気高く聡明で美しい、女性の中の女性とも言える方だった。
      とても優しい方だったが、私が道理に合わぬ事をすれば甘やかさずきちんと
      諌めてくれる正しい愛情の持ち主であったよ。
      亡き父と並び私が最も尊敬する方の一人だ。
ライラ  :…………。
サージェン:…………。
ツァイト :…………。
コルネリ :…………。
ディルト :……どうした、皆? その何とも表現しがたい微妙な表情は。
ライラ  :…………いえ……。ええと……例の吊るされ事件とか……
      ああいうのはディルト様的にはどのような御解釈をされているのかなと……
ディルト :あれは……あの頃の私はあまりにも幼かったゆえ、
      魂を揺さ振る生命の恐怖以外にはおぼろげにしか記憶にないのだが……。
      多分私が何か悪戯でもしたのだろう。それに対する母としての教育で
      あったのだと今は思う。
ライラ  :……そうですか……いやまあそれならそれでその方がいいような気も
      しなくはないんですけどね……
ツァイト :他の人もコメント宜しくとのことだけど……コメントなんてする気力にも
      なんねーというコメントでもOKだろうか。
サージェン:(黙って頷く)
ディルト :どうした? 別に遠慮などする事はないのだぞ?
ツァイト :いやそーいう訳ではないんですけどね……


おしえて☆ウィルくん