おしえて☆ウィルくん
注:このページは超ネタばれ警戒地域です。
下手に読むと見てはいけないネタに遭遇するおそれもあります。
純粋に小説だけを楽しみたい方は手を出さないで下さい。


160) ソフィアさん・・・あなたは146で完璧にバハムートを爬虫類だと言いましたがそれに対してバハムートからの反論は無かったんですか?
バハムート:がるるーぐるるー。
リタ   :バハムートちゃんはダンディズム溢れるフェミニストだから、
      女の子には優しいのです。
ウィル  :ダンディズム……溢れるんですか……いいですけどね……
      俺は標高500mから突き落とすくせに。
リタ   :男は嫌いです。……バハムートちゃんの台詞ね。
      ちなみに私は男、好きよ! 美形限定で!
ウィル  :いや、そんなこぶし握り締めて力説されても。
リタ   :ウィルは当然除外! 問題外!
ウィル  :こっちから願い下げです。
リタ   :……………………バハムートちゃん(ぱちん、と指を鳴らす)
バハムート:しぎゃー!(ひょいぱくっ)
ウィル  :(天空へ急上昇)しつこいぞこのオチいぃぃぃぃぃ……!!


159) 132でカイルと互角なのに魔力を抑えるようにしてしまった的な事言ってますが、つまり本気を出せればカイル並の攻撃力はあるんですか?
ウィル  :大暴走魔力バカvs俺についてのご質問だな。先に答えを言うと、
      「大差はないんじゃないかなあと思いつつ」が正解。
ソフィア :何その微妙な回答。
ウィル  :前にも言ったけど、俺とカイルの魔力の絶対量は殆ど同じだ。
      だから、お互いに100%の力で、全く同じ術式で術を使えば単純計算では
      同じに限りなく近くなるはずだけど。
ソフィア :なんで100%使わないの? 出来るんでしょ?
ウィル  :出来ることは出来る。俺は全魔力量の70〜80%くらいまでしか使わないん
      だけど、その理由は、このラインが、俺が絶対に安全に制御しきれる
      限界点だから。100%使っても、恐らく暴走させることはないだろうが、
      ない「だろう」っていう考え方を、リュートは好まなくて、「絶対に」ない、
      っていう部分で止めておくようにと、小さい頃から教えられてきたので、
      それが染み着いてしまっているわけだ。
      それと、ついでに俺はその70〜80%の中の更に10%程を、対魔術防御に
      充てているので、その分更に攻撃魔術としての威力は落ちるっていう
      計算になる。
ソフィア :魔術防御? 自分の魔術に?
ウィル  :そう。万が一、いや、億に一つでも魔術の制御を失ったとき、それによる
      被害を最小限に押さえたり、制御を失うまでいかなくても、ちょっと
      しくじったとき、その魔力防御で威力を減少させて方向性の修正を行う……
      まあとにかく、ヤバい時の保険を常にかけてるんだよ。
      カイルはそれを行っていない。多分これは教えた人間の方針の違いだろう。
      俺は威力よりも安全性を取るように教えられ、カイルは安全性よりも
      威力を優先するように教えられてきたんだと思う。カイルの師匠のことは
      俺は知らないんで、何ともいえないけどね。
ソフィア :じゃあ、ウィルがその「保険」もかけずに100%の力を使えば大神官様と同じ
      威力になるわけね。
ウィル  :そうだね。「保険」抜きでもカイルよりも俺の方が制御力は上だし、安全性も
      高く、大きい魔術を使えると思う。
      ただ、制御せずに(ていうかできずに)普段からほぼ全力で魔力を使っている
      カイルと比較して、俺は普段殆ど無意識で行っている制御を意識して
      外さないといけないし、まず安全とは分かっていても全力で術を使うことは
      魔術士にとって恐怖になる。そういう部分さえクリアすれば、カイルと
      比べても変わんないはずだよ。


158) ブランさん、あなたはいつもウィルとソフィアのことになるといつも一歩下がりますが本当にそれでいいんですか?あなたにも幸せになる権利はあると思うんですが・・・
ブラン  :私は幸せだもの。大丈夫よ。
      好きな人に幸せになってもらうのが、一番幸せじゃない?
      だから、私はこれで十分なの。
ライラ  :ううっ。泣かせるわねえ、おとっつぁん!(誰)
      ブランちゃん、それでこそ女の子の鏡よ!
      明日の太陽はあなたのために昇るのよ!
ブラン  :は、はい、何だかよく分からないけどありがとうございます!
ライラ  :っていうか大丈夫。ウィルくんなんかよりもかっこいい男なんて
      世の中にごまんといるんだから。
ブラン  :ええ、彼以上に素敵な人に巡り会えるように、頑張ります(笑)


157) もし皆様が現実世界にいたら、どんな職業についてると思いますか?年齢から学生という答えが多そうですがそれ以外で。(例:学校の先生、医者など)
ソフィア :トレジャ(もぐ)
ウィル  :それはいいから。現代日本的に普通の職業を出せよ。
      君の本職は、言っとくけど現代社会じゃ単に泥棒なんだからな。
      ていうかこっちでだって泥棒だけどさ。
ソフィア :むー。じゃあまずウィルは?
ウィル  :俺? ……うーん。魔術士は、現代的には研究者が一番近い職業に
      なるけど、俺はそんながらじゃないし。
      普通にサラリーマンって感じかな。語学が割といけるから外資系で。
ソフィア :ええー? そんなやり手な感じ、似合わないよ。
      実際はやり手だけどさ、見た目はそういう感じじゃないもん。
      フリーターがいいよ、フリーター。やっぱコンビニの店員だよね。
ウィル  :何でコンビニ。
ソフィア :コンビニならそれ程愛想なくてもいいし。
ウィル  :……俺、愛想悪い?
ソフィア :必要以上によくはないでしょ。ウィルってば笑いかたが皮肉っぽいのよね。
      で、あたしはファミレスの店員だね! 愛想いいもん!
      いらっしゃいませ〜、デ●ーズへようこそ〜、って。
ウィル  :あー確かに似合いそうではあるけど。
      あとは……リュートは何だろう。医者とか研究員とか……白衣着てそうだ。
      カイルもそれ系だな。
リュート :私医師の資格持ってますしね。
ウィル  :あー。そういやそうだったな。
ソフィア :え、そうなの?
      でもリュートさん、17才までしかヴァレンディアいなかったんじゃ……
リュート :ええ。でも資格を取ったの15の頃ですので。
      それに、ヴァレンディアに来る以前より、医学は勉強していましたし。
ソフィア :うわぁ……。すごいんだ、やっぱりリュートさんって……
      じゃあ、リュートさんは本職のお医者さんってことでいいとして、
      大神官さんは? やっぱり神父とか?
ウィル  :こわいだろ、あんな聖職者が実際いたら……
ソフィア :そう? 教会来る人増えそうじゃない? かっこいいし。
ウィル  :まあ、ミーハーな人は来るかもしれないけどね。いいのかそれで。
ソフィア :それじゃなかったら保健室の先生を推しておきたいと思うんだけど。
ウィル  :更に怖いって。
ソフィア :ディルト様はわかんないよね。なんだろう。
ウィル  :あの人に労働なんて出来るのかよ。
ディルト :失敬な。
ウィル  :あ、ディルト様。……じゃあ自分では何が合うと思うんですか?
ディルト :……むう。
ウィル  :自分だって悩むじゃないですか。……ディルト様はあれですね、
      会社の社長。しかも二代目で椅子に就いたボンボン。
ソフィア :あ。ぴったり。
ディルト :ソフィアのその一言……かなり心を抉るよ……(涙)
ソフィア :あとね、そのほかはね、ブラン→事務員(OLというより、事務員)
      ノワール→看護婦って考えてみたんだけど、どうかな?
ウィル  :ブランはともかく、ノワールの看護婦って……(汗)
ソフィア :問答無用っぽくていいでしょ?
ウィル  :ええっ!?(汗)


156) 131の続きです。難しいとしても敵と剣または金属武器での戦闘中に電撃魔法を剣に流すって事はできないんですか?そうすれば確実に相手に喰らうと思うんですけど・・・
ウィル  :成る程……ふむ。
ソフィア :わくわくっ。
ウィル  :……やれと? いいけど、ソフィア、実験台になってくれる?
ソフィア :やだよう。何か裏町あたりに転がっている社会の役に立たない
      クズどもで試せばいいじゃない。
ウィル  :……何か今、さらっと怖い事言わなかった?
ソフィア :言ってないよ?(素)
ウィル  :クズども、って……(汗)
ソフィア :ああ。そういう所で善良な人脅してカツアゲしたりする人って
      なんかむかつかない? 空気が勿体無いわよ呼吸しないでって思わない?
ウィル  :え、いや、まあ、それに近しいことは思うけど。
ソフィア :やるなら持ち主のいない古代遺跡とか善良でない盗賊団とかから
      ぶん取ればどこからも文句は出ないのに。
      根性のない人間は頭まで根性がなくて、普通に物が考えられないのね。
ウィル  :そのリ●・イ●バース的物の考え方どうにかしろよ……
ソフィア :悪人に人権はないって台詞、名言だと思うの。
ウィル  :まあいいけどね。……で、なんだっけ。ああそうそう、魔法剣ね。
      手近にいい実験台がないので結論だけ言うと、いい手ではあるなと思う。
      いろんな魔力が付加された剣がこの世にはあるので、そんな力を持った
      武器も存在するのかもしれないね。
      魔術士がそれをやるとなると難しいが、当たればかなり効くだろうね。
      もっとも、ただの剣だって上手く突けば人は一撃で殺せるわけだから、
      魔術を編み上げるときの隙によるデメリットとどちらが果たしてでかいか?
      っていう根本的な部分に議論が戻ってきちゃうけど……


155) 陛下は何故、12歳という若さで自ら戦いを指揮しようと思ったのですか?
ウィル  :思ったというか……何て言うか、慣例?
      一国の王がその王国の軍の総大将であるってのは、全然珍しくも
      ないことなんで。しかも国の趨勢を決するような大きな戦いであるなら
      国王が逃げ隠れしてしまうわけにもいかなかったからね。
ソフィア :子供でもやっぱり、駄目なの?
ウィル  :いや、まあ、リュートたちにしてみれば、殴って気絶させてでも逃がそうか
      とも考えてたみたいなんだけどね。だから、逃げたいと言っても誰も
      責めなかったとは思うけど。
      だから実際は意地みたいなものかなぁ。
      あ、ちなみに当時の俺には、部下にリュートを始めとする参謀がいたので、
      位置づけ的には解放軍のディルト様みたいな感じで、作戦全部を
      俺が立ててたわけじゃない。って言っても、あれ以降、そんなに真面目に
      勉強とかした覚えもないので、今俺が考える程度のことは考え付く
      事が出来たような気もしなくはないけど……
ソフィア :12才から成長してないってこと?
ウィル  :そ、そうなるけど……なんか失礼な言い方だなぁ……


154) 本編(37)より、ウィルには使えてナーディさんには使えない術ってどんなものがあるんですか?
ウィル  :っていうか言っていい? ナーディってなんか懐かしい名前……
ナーディ :あんまりだ……(めそめそ)
ウィル  :だって殆ど使い捨てキャラ扱い。
ナーディ :いいんです! 僕は縁の下の力持ちとして裏側からカイルターク様を
      支える役さえ持っていれば、それで構わないんです!!
ウィル  :それは殊勝な心がけ。もう二度と出てくんなよ?(にこ)
ナーディ :うわああぁぁぁぁぁぁあああああぁあん!!
ウィル  :冗談だってば、泣くなよ、教会魔術士だろ? しかも22歳だろ?
ナーディ :ぐずっぐずっ……
      ええと、ご質問の件、ウィルが使えて僕に使えない術ですが……
      「火霊乱舞」クラスの術がいくつかあるんですが、教会魔術士の
      力を持ってしてもその全てが使えるという訳ではありません。
      僕も、専攻が(カイルターク様にあわせて)回復や防御などの魔術の方
      だったので、使えるの使えないのがあり、「火霊乱舞」は使えません。
      「火霊乱舞」と同じ程度の魔力が必要な「氷竜の吐息」は使えるので、
      別に魔力が足りないというわけではありません。さすがにウィルのように
      呪文を省略しては無理ですが。
      そして、これ以上の難度の術である古代魔術の流れを汲む攻撃魔術は、
      僕は殆ど使えません。
ウィル  :やーいやーい。
ナーディ :初歩の回復魔術も使えないような人に言われたくありません!
      ちなみに初歩ならアリス様も使えますよ!?
ウィル  :魔術書読みながらやれば使えるよ!
ナーディ :僕だって本見れば「火霊乱舞」、使えますよ! 怖いけど!
ウィル  :ということで、答えは「古代魔術全般(空間転移・重力制御など)と
      攻撃魔術の一部(炎などの派手めな奴はナーディは苦手らしい)」です。


153) おしえて☆ウィルくんの54でルージュが「(in常闇の深淵)特に何も……いや、地味な死体だなーとは思った。」とありますが、ウィルが死んでるときいたのは、ディルト、ブラン、ノワール、サージェンだけで、ルージュはウィルの死体見てないんじゃ…(汗)
作者A  :はッ!?
ウィル  :はッ、って……
作者A  :ミス。ズバリミス。爽やかにミス。すみません。
      思わず乱入してきちゃうくらい完全なるミスですよ。あはは。
      ……よかった本編内でなくて。
ウィル  :本編でもちまちまやってるだろ、ミス。
作者A  :まあね。でもねアンタ、長編は大変なのよ?
      書いてるうちに忘れてきちゃうからね。
ウィル  :プロットちゃんと切っとけよ……暗記物元々苦手なんだしさ。
作者A  :ほっとけ。まあとりあえずそういうことでスミマセンでした〜♪
      今回の部分は特に書き直したりはしませんのでほのぼのと笑い飛ばして
      やってくださいませ♪
ウィル  :♪、でごまかすなよ……(汗)


152) ソフィアさんに質問!女神の力を使って、リュートさんの暗黒魔導士の呪いを解呪することはできないんですか?リュートさんかわいそすぎるよ〜
リュート :ちょっと質問を頂いてから回答するまでが時間が開いてしまっているので
      あんまりタイムリーではないですけど。
      でも実は、こう見えてまだ暗黒魔導士の呪いは生きているので、
      タイムリーでないってこともないかもしれませんね。
ソフィア :え、そうなの?
リュート :そうですよ? もし万が一、12章で戦っているとき、皇帝が
      あの場所に現れて、陛下を殺せと言っていたならば私は殺さない訳には
      行かなかったんです。
      でも、そんなことはまず間違いなくしなかったと分かってましたけどね。
      13章の時点でも、そうですよ。
ソフィア :それって、どういう呪いなの?
      リュートさんって皇帝に絶対服従なんでしょ? でもたまにこうやって
      逆らってたりとか。逆らうと死んじゃうとか、そういうものだったり
      するんじゃないの?
リュート :逆らっても別に死にはしませんよ。っていうか逆らえない、が
      正しいのですけどね。
      この呪いの本質については本編でネタ明かしするはずですので
      気になる方は少々お待ち下さいね。
ソフィア :で、暗黒魔導士の呪いを解くって方だけど……
リュート :ソフィアさんの力を使って……どうでしょうね。
      女神の力を使うには、方法が2種類あるんです。
      ひとつは陛下や皇帝のように、ソフィアさんの魔力を借りて自分で術を
      組み上げて使うのと、もうひとつはソフィアさん自身が自分の力で
      魔術を使うこと。
      前者のやり方では、多分解けないと思います。
      術を解呪するにはその呪いがどういうものであるか解析することが
      必要ですからね。陛下じゃこれだけの高レベルな呪いは
      お手上げだと思います。
      なので、解呪するとしたら後者のやり方しかないです。
ソフィア :何で? あたし、そんなのわかんないよ?
リュート :ほら、ソフィアさんって空間転移使えるじゃないですか。
      扉があれば、っていう条件付きですけど。
      でもソフィアさんは空間転移の理屈なんて知らないですよね?
ソフィア :うん。
リュート :あれは、ソフィアさんが膨大な魔力で術式を超越して
      魔術を構成しているからできることなんです。
      本編84話で陛下が説明している
      「無制限大出血サービス的無駄魔力でごり押し」の状態です。
      これにも限度があるんで、今回の件については、
      ソフィアさんの魔力を使っても陛下には出来ないでしょうが
      (空間転移以上に高難度の術だから)、女神の魔力を全力で使える
      ソフィアさん御自身なら、可能性はあるかと思います。
      もっとも、可能性はありますけど、不可能の確率の方が多いくらいという
      その程度です。
      まあ、心配するまでもなく、傀儡系の術は術者が死ねば解けるはずですから
      あんまり心配しなくていいのではないですか?(にこ)
ソフィア :うわ。さらっと、しかもにこっとそういう言うし……(汗)


151) アリスちゃんってお姉さん似ですか?イラストが見当たらないのでちょっと気になりました。
ウィル  :あー、一応イラストは登場人物紹介にあります。
      但し見ないように。作者、もうこんな昔の絵見せたくないそうです。
      しかもOS付属のペイントブラシで描いてます。こんなのイラストじゃないと
      泣いています。
ソフィア :泣くくらいなら削除するか描き直すかすればいいのに……
ウィル  :時間があれば削除して書き直したいみたいだけど。
      単に削除だけするっていうのは何かいやなんだそうだ。
      で、アリスがリタ似かっていう件についてだけど、はっきりと似てます。
      髪と瞳の色に特徴がある一族なんで、ぱっと見もそうだし、
      それを抜かした造形も、ああ、姉妹だなってくらいは似てます。
      髪型が大分違うんで、雰囲気は別だけどね。


おしえて☆ウィルくん