おしえて☆ウィルくん
注:このページは超ネタばれ警戒地域です。
下手に読むと見てはいけないネタに遭遇するおそれもあります。
純粋に小説だけを楽しみたい方は手を出さないで下さい。


120) 陛下に質問。70)にて「俺はロリコンじゃない!! 10歳児に興奮しない」といってましたが、105)では「ああっ、どうしようどうしようっ! 可愛すぎて俺……!(興奮) 」って言ってますよね。やっぱりロリコン?年頃でも冷たいソフィアよりなついてくれる10歳児に目覚めた(涙)? また、もしそうなら陛下を変態に追い込んでしまったソフィア嬢は陛下をどう思いますか?責任とって正道に引き戻してあげないと可哀想な気がしますが。それとも見捨ててブランちゃんに譲っちゃうのでしょうか?
ウィル  :おおっと……(汗)
リュート :あーあ。陛下、とうとう化けの皮が剥ーがれたー。
ウィル  :何で突っ込み役がお前なんだよッ!(汗)
リュート :いや、これは完全にスベっちゃいましたね! フォロー不可能です!
      さあ、その秘匿すべき本音をさらけ出してしまった今、あなたは
      どのように自己弁護を計るおつもりですか!?
ウィル  :嬉しそうだな、くそ……
      この時のエルフィーナへの興奮は、余りの子供的な可愛らしさに
      仔猫をカワイイ!と思うのと同レベルで突き動かされてしまった
      子供好きな大人の図って言うんじゃだめですかね!?
リュート :陛下、子供お好きでしたっけ?
ウィル  :嫌いじゃないよ!
リュート :ふーむ。……それで読者の皆様に納得して頂けるとは到底思えませんが
      とりあえずよしとしておきましょうか。ではソフィア嬢。
      あなた的にはどうします? この変態。
ウィル  :へんた……
ソフィア :うーん……道に引き戻すと言ってもねぇ……
      難しいよね。ここまで外れた小道を突き進んでいると。
ウィル  :外れた小道って……(涙)
リュート :確かに。
ソフィア :とりあえずは今のところ、他の人にくれてやる気はないけど、
      あんっまりにも人間的にヤバくなりすぎて、所有してる方が自分に
      よくないって思っちゃったら見捨てちゃうかもね。
ウィル  :(滝汗)
      あ、あのさぁ……俺が思うにね、この質問ってね、「君があんまり
      冷たくするもんだから奴がおかしくなっちゃってるよどうする?」
      っていう問いでもあると思うんだけど……その辺は?
ソフィア :あたしがいつ冷たくしてるのよ。いつだってウィルにちゃんと
      構ってるじゃない。
ウィル  :俺的にはどつきあいとかじゃなくてもっと色っぽい方面で
      構ってくれるとすんごく嬉しいんだけどね……(涙)


119) ブランちゃんに質問。このまま陛下をあきらめられるのですか? ノワール様、妹の初恋を支援してあげたりはしないのですか?
ブラン  :私は……ウィルが幸せなら、それで構わないから。
      彼にとって、彼女と一緒にいる事が何よりも幸せだというのなら、
      私にとっては彼から離れる事は全然苦痛ではないし、むしろ、
      喜ばしい事だわ。
ノワール :……理解しがたいな。
      恋愛という経験は私にはないから分からんが、自分が好きな人間を
      傍に置いておかずして幸せを手に入れるということが出来るとは
      私には思えんな。
      自分が傍にいなければ、その人間が困っているときに手助けする事も
      出来んではないか。
ブラン  :大丈夫よ姉さん。ウィルは、強いもの。
ノワール :強かろうが、協力者はいて困るものではあるまい。
      恋愛とは別物だが、私は、ずっとラー様のお側で仕え、手足となる
      ことを望むがな。
ブラン  :姉さんだって、もし姉さんがいる事でラー様のご負担になるのだとしたら
      迷わず離れるでしょ?
ノワール :無論だ。
ブラン  :それと同じ事よ。……だから私も、もうウィルにあんなことを
      言ったりはしないわ。
      多分、彼へのこの気持ちはなかなか変えられないと思うけどね。


118) リュートさんに質問です。 陛下の補佐をすること以外考えた事がないそうですが、後悔したことは無いのですか?
リュート :ナイデスヨ?
ウィル  :どういう意味だその虚ろな棒読みは……
リュート :いいえ別に他意はございませんゆえお気になさらぬように。
ウィル  :嫌なら帰りゃよかったじゃないか。ファビュラスに。
リュート :嫌だなんて言っていませんよ。ただ、どうした事か、
      ふと、「ああ私は何でこんな所にいるんだろう、いや何で私はこの世に
      存在しているんだろう」と、自己の存在を賭けた大いなる問いに
      立ち向かう事がままありましたので。
ウィル  :嘘つけよ。お前、俺をいびるの楽しんでたくせに。
リュート :それは労働者の当然の特権として。
ウィル  :仕えてる相手いびり抜くのがか……?(汗)
リュート :陛下や、先代の国王陛下には大変によくしていただきましたから。
      陛下を補佐してヴァレンディアをより一層盛り立てて行くのが私の
      使命であり幸福であると思っていましたから。
      後悔した事は全くないですよ。


117) ソフィア様に質問。陛下をブランちゃんに取られたとしたらどうしますか?陛下とブランちゃんが結婚したとしたら祝福してあげられますか?
ソフィア :…………。
ウィル  :ソフィア?(汗) だ、大丈夫だよ? そんなこと、起こらないから……
ソフィア :別にぃ? 好きにすれば?(冷)
ウィル  :目が怖い目が。冷酷にして冷淡な瞳の刃が抉ってくるよ。
      ああでもこれって愛されてる証? もしや俺幸せもの?
ソフィア :一度目をつけた財宝を横から別の人に掠め取られる事ほど
      ムカつく事ってないのよね。トレジャーハンターのプライドが。
ウィル  :プライドの問題……?(涙)
ソフィア :……まあ、プライドの問題もあるけど今更譲れるわけないじゃない。
      こっちはお嫁にいけない身体にされてるってのに、捨てられたら
      たまったもんじゃないわよ。
   ぶはッ(何故か茶を啜りつつ鑑賞モードに入っていた周囲の人間、同時に吹く)
ディルト :お、お嫁……!?
ライラ  :んまぁ! ウィル君ってば〜! 何だかんだ言ってしっかりやる事は
      やってるんじゃない!
ウィル  :なっ?……ちょっ?……え……えええええ!!?
      ちょっと待て!? 俺何か君にそこまで大それた事したか!?
ソフィア :あっ!!? そういう事言うの? そういうことをいうのー!?
      信っじられない!! あれだけのことして知らん振り!?
ウィル  :知らん振りも何もあれだけって何だよ!? 身に覚えないぞ俺!?(滝汗)
ソフィア :ひどい! 最低! 結婚詐欺!
      ウィルなんか知らないもー知らない!(だっ!!)
ウィル  :ちょっとまてぇぇぇ!!? 君の事だからどーせキスあたりが既に
      お嫁にいけないラインと表現されてる部分なんだろうがせめて
      みんなにそう言って俺の誤解を解いていってくれー!?(汗)


116) 第1章が始まるまでの半年間は何をしていたのでしょう?
ソフィア :半年……ああ、ウィルが解放軍に来てから本格的な戦争が始まるまでの
      半年ね。その間は……いろいろね。各地からの情報収集(の整理)や
      難民の保護や援助。ウィルがやっていたのは事務的な活動が多かった
      みたいね。普通の兵士は本拠地を護っていたり、レムルス国内でほかの
      反帝国組織と帝国軍との激しい対立が起きている区域に派遣されていたり。
      ライラさん達がこの役目だったわね。
      そもそも、レムルスが陥落してから割と早いうちに解放軍は
      結成されていたそうだけど、最初の数年は旗印になるディルト様も
      小さかった事だし、殆ど活動らしい活動を行えなかったみたいなの。
      生き残ったレムルスの騎士もそんなに多くはなかったらしいしね。
      だから、若い騎士や兵士を育成しつつ、義勇兵を集めて、各地の
      反帝国組織とも繋がりを持って……っていういろんな作業がこの
      半年を含む過去六年間にあったらしいわ。
      あたしが参加したのはウィルが入るより更に三ヶ月だか溯った程度だから
      そんなに詳しい事を知っているわけじゃないけどね。


115) 二股だの浮気だのと罵られながら、その実ソフィア一筋一直線であるウィル君。現在ではハッキリとした態度と言葉で汚名もはれたことと思いますし、今の心境をひとつお願いします。
ウィル  :そうです。そもそもなにゆえにこの純情ラブロードをひたむきに突っ走る
      俺が二股呼ばわりされていたのかがまず疑問と言えば疑問なんですが
      過ぎたことです。とやかく言うのはやめましょう。
      ええ決してぶり返したくないが故に意地でも目を背け続けようと
      しているわけではなく。
ソフィア :過ぎた事なの?
ウィル  :過ぎました。台風一過気持ちよく晴れ上がった空です。
      この疑惑の原因であったブランへの俺の気持ちという点についても
      最初から再三違うとはいっていましたがキッチリ言葉にして
      否定致しましたのは皆様のご記憶に新しい事かと思います。
ソフィア :なんでさっきから政治家の演説みたいな喋りかたしてるわけ?
ウィル  :いいじゃん別に何でも。……まあそういう訳で。
      今迄の誤解については俺もよくないところがあったと思うんだよ。
      もっと、誤解を生む余地がないくらい思いっきり、むしろこの物語が
      一般向けの検索エンジンに登録できないくらい熱く激しく迸る俺の

    ドゴォ!!!(ウィルのみぞおちにソフィアの腕が突き刺さる)

ソフィア :俺の……何?
ウィル  :(痙攣すらもできません)


114) ウィルと、恋敵のディルト様にお答え願います。ソフィアにはどんな花が似合うと思いますか?
ウィル  :ひまわり。
ディルト :大輪の薔薇。
ウィル  :あ。意見が分かれた。でかくて派手っていうのは変わんないけど。
ディルト :うむ……ひまわりもありだと思うが、万人の目を釘付けにするような
      華美さの中にも、格調の高さが窺える彼女の雰囲気は、薔薇が
      似合うような気がして。
ウィル  :ああ、確かに何かありますよね。神秘的……っていうんじゃないけど、
      どこか、そう、女王様チックな抗い難い面が。
ソフィア :女王様チックって(汗)
ウィル  :でも俺はあえて向日葵を推しましょう。
      一度でもソフィアの小さい頃のあの大泣きを聞けば何となく
      分かると思います。ひまわり。っていうかイメージは特大スピーカー。
ソフィア :子供の頃じゃないそれって。しかもスピーカーって。
ウィル  :ひまわりは電源繋いだらいいスピーカーになる気がしない?
ソフィア :なんないわよ。
ウィル  :わかってるよいくらなんでも。
      それに今も特大スピーカーのイメージは変んないだろ、君は。
ソフィア :むう……いまいち反論できないのは自分でも分かるけど……
ウィル  :まあそれは冗談として、似合うっていうか、
      ソフィアのイメージなんだよな。ひまわり。
      ひまわりの花のように、いつでも真っ直ぐ太陽を見上げて
      笑っている……ってね。


113) 102)見てて思ったんですけど、ルージュは料理、出来ないの?三姉妹で一人だけ出来ないのは、何か問題があるからでしょうか………。
ブラン  :ルージュは、料理できないんじゃなくて、した事ないのよね。
      子供の頃は、母さんが働いていたので普段は私が御飯を作っていたし、
      ラー様に引き取られてからは、御飯は賄いを頂くようになったし……
      姉さんが料理をするようになったのはラー様がやっていたからであって。
      ルージュも、特に不器用ってわけじゃないから、そっちの世界の
      中学生や高校生が家庭科の時間にするような作業なら出来ると思うわよ。
ウィル  :なんだ、普通だね……
ブラン  :何を期待してたの(笑)
ウィル  :いや、身近に異常な程の特殊ケースがいるもんで……まあいいや。
      何で子供の頃料り作ってたの、長女のノワールじゃなくて君なんだ?
ブラン  :姉さんもたまにはやってくれたけど。元々は姉さんよりも私の方が
      料理得意だったし、そもそも私そういうのが趣味だから。
ウィル  :つくづく女の子だねぇ、君は。
ブラン  :今は姉さんの方がいろんな物を作れて、上手だけどね。


112) ソフィアの、ディルト様への評価を聞きたいです。(ディルト様ドキドキ?)
ウィル  :続いて今度はソフィア→ディルト様の評価。さて?(わくわく)
ディルト :何をわくわくしている。
ウィル  :そういうディルト様はドキドキですね。あはははは(←嬉しそう)。
ソフィア :……そんな変な評価しないわよ……
      ディルト様は真面目で誠実で素敵な人よ。努力家だしね。
      剣の才能も豊かだし、物覚えもいいし……生徒としても最高。
ウィル  :あてつけか? なあ、あてつけなのか?
ソフィア :いやだわ。被害妄想は。
      でもディルト様、ウィルみたいにちっちゃい時から、騎士団の人の
      手が空いたときだけじゃなく、ちゃんとした師匠に稽古をつけて
      もらってれば、決してウィルには負けなかったと思うなぁ。
      そのくらい、ディルト様はセンスいいよ。
      ってか、今のまんまじゃあと数年もしたら追い抜かれるよ? ウィル。
ウィル  :別にいいもん。剣術なんて。
ソフィア :向上心がない人はこれだから……(ふう)。
      容姿もまさに王子様って感じ。だけど、案外体格いいのよね。
      身長もウィルより5cmは高いし、たまに見るんだけど、結構
      筋肉質なの。着痩せするタイプみたいでぱっと見じゃ分からないけど。
ウィル  :……!? ななな何だよたまに見るって!?(汗)
ソフィア :何うろたえてるのよ……?
      訓練中、汗とかかいちゃって気持ち悪いから着替えるでしょ?
      おまけに、一日付き合うとディルト様、見るも無残なくらい
      砂埃だらけになっちゃうし。あたしがそうするんだけど……
ウィル  :〜〜〜っ!! ディルト様!!
      あなたなんて破廉恥なんですか! 女の子の前で着替えるんですか!?
ディルト :うっ……い、いや私も気にはして、彼女の目の届かないところで
      着替えたりはするんだが……彼女、全然気にせずに来たりするし……
ソフィア :別に、訓練中に男の人が上半身裸になる事くらい珍しくないもの、
      気にしないわよ。二人とも育ちがいいから分かんないのね。
ウィル  :い、いや、育ちとかそういうもんじゃなくてさあ……(汗)
      気にしろよ! いつも二人っきりで訓練してるんだろ!?
ソフィア :そうね。一緒にやりたいって人、いないのよね。
      ……さっきから何を焦ってるの?
ウィル  :あああ! 何でだ! なんで極端に反応するときと激烈に鈍い
      両極性を持ってるんだ、この子はぁぁぁ!!
ソフィア :……? どーしたのかしら、ウィル。
ディルト :さあね(笑←面白いからほっとく)


111) 我らがヒロイン、エルフィーナ・ソフィア・ローレンシアへの皆様の評価(能力、性格、容姿、等)をお聞かせ下さい。
ウィル  :「ソフィア・アリエス。十六歳。トレジャーハンター。
      戦闘能力は極めて高い。性格は、人懐っこいが、
      他人の迷惑を顧みない点あり――」以上、14話より。自分の台詞だけど。
      実にソフィアという人物を端的に表しているいい文章だと思う。
ソフィア :そんな事ないもん(刺)。
ウィル  :追加。そしてとってもお短気さん。同時に呑気でもあるのが更なる恐怖。
ソフィア :何で恐怖なのよ。
ウィル  :ちなみに容姿はめちゃくちゃ可愛いよ。俺だからそう言う訳じゃなくて
      多分誰に聞いても否定する奴なんかいないんじゃないかな。
      真っ白な肌の深窓の令嬢タイプ。容姿はね。あくまでも容姿は。
ソフィア :しつこく強調する事ないじゃない。仮にも一国の王女よあたし。
      深窓の令嬢なんて名実ともにぴったりじゃない!
ウィル  :深窓の令嬢はきゃいきゃい文句叫びながら人の首締めたりはしない!
ディルト :……。
ウィル  :あ、ディルト様。そういや聞くまでもない気はするけどディルト様の
      ソフィアに対する評価は?
ディルト :麗しの姫君?
ソフィア :ディルト様まで首傾げるし……(泣)
ウィル  :彼女は人によって態度を変えたりはしないから、誰に聞いても恐らく
      同じように評されると思うな。ちなみに男性にも女性にも大人気。
      みんな迷惑はちゃんとこうむってるんだけどね。何故か。


おしえて☆ウィルくん