おしえて☆ウィルくん
注:このページは超ネタばれ警戒地域です。
下手に読むと見てはいけないネタに遭遇するおそれもあります。
純粋に小説だけを楽しみたい方は手を出さないで下さい。


100) カイルさんに質問です。質問89のウィルが常識通用しない っていうのはどういう事ですか?
カイル  :……常識……通用していないだろう?
ウィル  :だから、どこがだよ!?
カイル  :この世界で19歳で童(ピー)。
ウィル  :……ッ!!
      それはぁぁぁぁッ! ほっとけよッ! 常識とかそういう問題じゃ
      ないだろそれはっ!!
カイル  :その割に性的欲求だけは一人前。
      恋人に対するベタベタ具合も19年間鬱積した欲求を
      絞り出すかのごとく鬱陶しいし。
ウィル  :くそぅ! そのあたりを突っ込みたかっただけか、コラ!?
      俺は常識的だもんっ! 恋愛に関してだってそうだもん!
      何だよ何だよソフィアとかもさ俺の事変態呼ばわりしてさ!
      読者の皆さんにアンケート取ったら俺は常識だと思うに
      100%の票が集まるに決まってるくらい常識的なのにっ!
ソフィア :変態じゃない!? 人のこと引き合いに出さないでくれる!?
ウィル  :どこがだよっ! 健全な青年が自分の彼女に(ピー)して(ピー)て
      (ピピピピー)たいなんて思った所で何か不思議があるか!?
ソフィア :何てこと言うのよこの痴漢っ! 助平っ! 猥褻物陳列罪!
ウィル  :誰が猥褻物……!?
カイル  :(はぁ)……痴話喧嘩か……(やれやれ、と肩を竦めて退場)


99) ライラさんに質問です!!サージェンさんとラブラブの秘訣は何でしょう??
ライラ  :そりゃあもう、お互いを信じ、共に全てを預けているような
      気持ちでいる事よ♪
サージェン:そうか、それでなのか……
ウィル  :何がですか?
サージェン:いつの頃からか忘れたが、ライラに給料を全額預ける習慣が
      ついていたのは、ラブラブのためだったのか……
ライラ  :そぉよ♪ 間違っても結婚前から尻に引く準備万端いつでもオッケーな
      状態をスタンバイしているわけじゃないのよ。
サージェン:そうか。
ウィル  :だまされてる! サージェンさん、だまされてるよ!!(汗)
ライラ  :だましてないわよ。サージェンの財布は預かってるけど、
      別にサージェンのお金に手をつけてるわけじゃないし。
      結婚のための貯金に回すために半分くらい抜いてるけど……
ウィル  :半分って……抜きすぎ!
ライラ  :そうかしら。結婚したら一人で私や子供なんかを養っていかなくちゃ
      いけないんだから、今の内から節制を覚えた方がいいと思うの。
ウィル  :論点すりかえてる! そうじゃないでしょ!?
ライラ  :何を怒っているのかしら、ウィルくんってば。ねえ、サージェン?
サージェン:そうだな。
ウィル  :あああ。だめだサージェンさん、身も心もライラさんに侵食されてる。
ライラ  :それがラブラブのひ・け・つ♪


98) 今更かもしれませんが、皆さんって普段からどんな格好をしてるんですか?
ソフィア :大抵は、美術館別館で着てるような服ね。
      特にラフ絵が一応公式設定(?)という事になってるみたい。
      言葉で書き表すと、あたしはタンクトップにスカート、スカートの
      下には黒いスパッツをはいてる。
ウィル  :普段はそれでいいから戦場にも同じ格好で出るのだけは止めて下さい。
ソフィア :耐刃仕様のジャケットは着てるもの、大丈夫よ。
      ウィルだって同じような服で戦場出るじゃない。
ウィル  :俺魔術士だもん。
ソフィア :黒とか灰色とか焦げ茶とかの地味〜なタートルネックのシャツに、
      おんなじ様なズボンはいて。夏くらい半袖着なさいよ。
ウィル  :半袖嫌いなんだもんしょうがないだろ。
ソフィア :だったらせめて薄い色の着ればいいのに。暑いんでしょ?
ウィル  :すっごい暑い。けど薄い色ってあんまり似合わないような
      気がするんだけど、俺。
ソフィア :そんな事ないわよ何着たって大差な……おおっと。
ウィル  :大差なくて悪かったね。
      ちなみに他の人は……
      ディルト様は、普段は正装の下に着るようなシルクのシャツに
      毎日傍仕えの人がアイロンをかけてくれるズボンをはいてる。
      はっ。いい御身分だよなぁ。
ソフィア :まあ……王子様だしね。
ウィル  :カイルなんかはいつも、神官服を着崩さずに着てる。
      神官と、魔術士なんかは、ローブを着てる奴も多いね。
      夏はやっぱり少なくなるけどさ。
      騎士たちも同じように普段から鎧を着ているかというと、
      こちらはさすがにそういうことはない。アンダーウェアそのまんまで
      ごろごろしてるよ。


97) 戦時中ですが、娯楽も必要でしょう!!ってことで、皆さんの娯楽は何ですか?特に、同盟軍の手伝いに来ているカイルさまとか・・・。
ウィル  :軍内のみんなに流行っている娯楽は、カードゲームかな。
      一応、金品を賭けての勝負は禁止という規則になっているが
      誰も従わない……っていうか別に俺も止めない。
ソフィア :ちなみにカード、異様に強いのはサージェンさん。
      カモられるのは騎士団のクリス。
クリス  :めそめそめそ。
ウィル  :他の娯楽って言ったら?
ソフィア :訓練かな!
ウィル  :君だけだろ、そういうのは。
ソフィア :ああ〜、そんな事ないよう。スポーツ代わりに、みんなやってるよ!
ウィル  :どれだけ信用していいものか分からんけど……
      あとは読書なんかかな。行く先々の街で好きな奴が書物を購入して、
      それを回し読みしたりしてる。特に魔術士連中なんかはいろんな国の
      書物を読み漁ってるよ。
      カイルなんかも、自室に篭って本を読んでる事が多いな。
      ファビュラスにいるとあいつは街の怪しい所をうろついてるか
      研究しているかのどっちかなんだけどさ、研究資料はさすがに
      持ってきてないみたいだし。
ソフィア :ウィルの娯楽は?
ウィル  :寝ること!
ソフィア :娯楽じゃないよ、それって……


96) 『Crusade』にはたくさん「個性的」なキャラがいますよね。そこで質問。もし生まれ変わるとしたら自分以外の誰になりたいですか?
ウィル  :難しい質問だね。……俺はこれでも、今の自分に満足してるからね。
      特にこの人になりたいってのはないかな。
ソフィア :うーん。あたしも別に……
ウィル  :別の人に生まれ変わっちゃったらこうやってソフィアと
      イチャイチャする事なんて出来ないかもしれないしね。
ソフィア :(殴)
ウィル  :げふッ。……無言かよ……(涙)
ソフィア :でも魔術士になってみたいなっては思うのよね。
      魔術士だったら……ウィルかなぁ……?
      あー。でもあたしが、ウィルのやってた事を全部こなせるかと言われたら
      そんなの無理、って以外言えないしなぁ……。難しいね。
ウィル  :何? 政務の話? あんなのリュートがいれば誰でも出来るよ。
ソフィア :そーやってすぐ人に……
ウィル  :あ。なってみたいって言ったらディルト様かな。
      子供の頃みんなに可愛がられてたって言ってた。
      そういうのって結構羨ましかったりするな。
ソフィア :ウィルは可愛がられてなかったの?
ウィル  :いや、そんなことはないけど。でもどこか、みんな、俺に対しては
      子供への接し方じゃなかったんだよな。
      子供扱いしてくれたのはリュートくらいでさ。
      当時はさほど気にしなかったけど、今になってみると、
      リュートの接し方に救われてた面も多かったよなぁ、と。
ソフィア :ああ……だからこんなにひねくれて可愛げのない大人に
      育ってしまったのね……(ほろり)
ウィル  :誰が可愛げのない大人だよ。
ソフィア :ではでは、他の人は〜?
ディルト :うーむ。魔術士も捨て難いが剣の使い手は憧れるな。
      よって、サージェン。
カイル  :ディルト王子。気楽そうだ。
ウィル  :あ、あれで結構苦労してるぞ?(汗)
ライラ  :……調理係のハンナさん(49)。
ウィル  :……誰。
ライラ  :未出。っていうか多分出ない人。料理がとても上手くて
      旦那さんととっても仲良しなの。
ウィル  :未出の人言われても……


95) ライラお姉さんの得意(殺戮)料理Best3は何ですか?あと味見ってしてますか?
ライラ  :さつりくって……(涙)
ウィル  :細菌をも殺すネオ細菌兵器。
ライラ  :しくしくしく……
ウィル  :ねえ、味見ってしないんですか? しててあれなんですか?
      むしろ確信犯ですか? 大量殺人の意図があるんですか?
ライラ  :何さり気にとんでもなく酷い事言ってるのよ……(涙)
      味見は、してないわ。だってサージェン、してなかったし。
ウィル  :サージェンさーん(涙)
サージェン:いや……いつも作ってるものなら別に味見はしないだろう?
ウィル  :だったらせめてライラさんの料理の味見をサージェンさんが
      してやって下さいよ。
サージェン:味見はしても別に構わんのだが、一緒のキッチンに立つと
      死にそうで少し怖い。
ウィル  :死……ってなんで!?
サージェン:爆発はするし異臭はするし包丁は飛んでくるし。
      戦場に立ってもあれほどまでに緊張する事はないだろうという
      極度の警戒態勢を強いられる……
ライラ  :うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!
サージェン:泣いてはいけない、ライラ!
      真実を直視してこそ困難な道は開けるのだ。
ライラ  :ううっ。ぐずぐず。……その困難な道を切り開くの、
      サージェンも手伝ってくれる……?
サージェン:…………。
ウィル  :あ。目を逸らした。
ライラ  :うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!(ダッシュ)
ウィル  :いや、逃げても……まだ質問途中なのに。
      ライラさんの特異料理……もとい、得意料理、ベスト3は?
サージェン:クッキー・ドーナツ・チーズケーキ。かな。上から。
      クッキーは大分上達したぞ。
      何と言っても最後までちゃんと形を保ったまま焼き上げることが
      出来るようになったからな。
ウィル  :……色も黒以外のをそろそろ見てみたいんだけどね(滝汗)
      で、チーズケーキって……あの、例のノワールが担架で運ばれた……
サージェン:あれもかなりまともだと思ったのだが。
      一応見た目は奇麗に見えたじゃないか。
ウィル  :材料、色だけはあってたからね……。そうか、あれでまともなのか……


94) 今まで何度か結婚話が出てますが、この世界の結婚適齢期はいくつ位なのでしょう?
ウィル  :18)の回答とちょっと被るけど……いや、完全に被るわ(読み返した)。
      ということで詳しい事はこちらを参照下さい。
      ……なぁ〜、ソフィア〜。
ソフィア :な、何よ。
ウィル  :何よじゃないだろ、わかってるんだろ?
      すぐそうやって焦らそうとするんだから。やらしいなぁ、ソフィアは。
ソフィア :誰がだぁぁぁぁっ!!!(怒)
      ウィルと一緒にするな! この変態変態変態ッ!!
ウィル  :どこがだよ。夜景なんかを見ながらいいムードで囁き合って
      触っちゃったりキスしたりした挙げ句ホテルにしけこんでみたいなんていう
      健全かつドリー夢な願望を抱えて日々を過ごす俺の
      どこが変態だって言うんだ?
ソフィア :真っ向勝負の変態じゃないか!!
ウィル  :ふう、全く相容れない価値観だね。ま、そこが飽きなくていいんだけど。
      君となら一生べったりくっついてても飽きないね。
ソフィア :……っ!!(赤面)


93) 皆様の好きな言葉、あるいは座右の銘みたいなものがあったら教えてください♪
ソフィア :2.0・2.0!!
ウィル  :1.0・1.0。
ディルト :それは座右の銘でなく左右の目。お前ら……基本に忠実過ぎ。
      ちなみに私は両眼1.2。
      それはさておき、好きな言葉は?
ソフィア :「殺られる前に殺れ。」
ウィル  :「棚からぼたもち。」
ディルト :あ、呆れるほど性格が出てるな……(汗)
ウィル  :ディルト様は……
ディルト :うむ、「正義は勝つ!」だな、やはり。
ウィル  :一番性格出てると思いますけど。……他のみんなは?
サージェン:「夫婦円満」
ライラ  :「結婚しても恋人気分でいようね」
ウィル  :まあ、らしいけど……
ノワール :「月のない晩は後ろに気をつけろ」
ウィル  :……あのぅ、誰に言ってるんですか?
ユーリン :「スクープ」もしくは「特ダネ」
ウィル  :座右の銘かよ、それ……
      ブランは? 何かないの?
ブラン  :み、みんな個性的すぎて私が口挟むなんて出来ないよ……(汗)
ウィル  :気持ちは分かるけど。いうだけ言ってみときなよ。
ブラン  :ええと……「万馬券」とか??
ウィル  :何でっ!!?


92) 今更ながらノワールちゃんへ質問です。ライラさんのチーズケーキ。おいしかったですか?(68話参照)
ノワール :…………。
ウィル  :おやノワール。顔色が悪いね? どうしたの?
ノワール :……………………(脂汗)。
ウィル  :おお? 脂汗まで。なんかよっぽど辛い事があったんだね……
      同情を禁じ得ないよ。
ノワール :貴様の策略だろうがっ!!?
ウィル  :あははははははははは。策略だなんて滅相もない。
      いわば……復讐?
ノワール :毒殺されたかと思ったわ!!
      川岸が花で溢れた川を渡りながら捕虜の運命を悟ったぞ!?
ウィル  :いやあ、君がそんなに激昂する姿が見られるなんて
      長生きするもんだね。
ノワール :誰だって怒るわ!!
      しかも貴様、ブランにはちゃんと店で買ったケーキを
      渡したそうじゃないか!?
ウィル  :そりゃあ、ブランには恨みはないからね。
ノワール :ああッ……なんだかもう思い出しただけであの甘しょっぱくて
      ほんのりと酸味が効いた挙げ句に香ばしいあの柔らかな感触が
      舌の上で蘇る……っ!!
ウィル  :その台詞を聞いてるとなんだかうまそうにも聞こえるんだが。
ノワール :じゃあ食え、食ってみろ!
ウィル  :遠慮するけど。……どういう間違いがその味を
      生み出したんだろうね。それは気になるかな。
ノワール :……クリームチーズの代わりにマヨネーズ。そこから始まって
      正しい材料はまず卵と砂糖くらいしか入っていないはずだ。
      しかも砂糖は一旦べたべたなことに塩と間違えて、半分くらい
      入れた後で気付いて加えたものだぞ……多分。
ウィル  :うわぁ詳しい分析。もしかして結構料理好き?
ノワール :ラー様に教えて頂いて、一通りの事は出来る。
ウィル  :ああ、リュートの料理食ってたんだよな。じゃあさながら
      鼻の利く犬に靴の匂い嗅がせたような衝撃だろ。
      ご愁傷様でした。
ノワール :貴様の所為だと言っているだろうが!!!
ライラ  :…………。
      ……何で……
      私の料理って、一体……(しくしくしくしく)。


91) 王族の皆様に質問ですが、乳兄弟っていないのですか?
ウィル  :とうとうおしえてウィルくんも10ページ目ですね。
      今回の質問は乳兄弟。はい。俺はいません。
      俺は母がすぐに亡くなったので乳母に育てられたけど、
      乳兄弟に当たるのはいなかったな。
ソフィア :ミルクはどうしたの?
ウィル  :うーん……多分牛乳から必要成分を取り出したものを使っていたんだと
      思う。つまり粉ミルクってやつだな。
      ……ソフィアは?
ソフィア :あたしもいないよ。お父様もお母様も、歳を取ってからの子供だったんで
      自分の手で育てようと思ったみたい。
ウィル  :ディルト様は?
ディルト :私もいない。私の母は子育てとか、そう言うのが好きだったという事を
      聞いている。なのでわざわざ、乳母を断ったそうだ。
      母親の鏡であると、自分の母ながらに思うよ。
サージェン:…………。
ウィル  :意味ありげな沈黙だなぁ……?
      じゃあ、リタとアリスは?
リタ   :うちは……ねぇ。愛妾だし。元々、王族であろうと子供は皆自分の手で
      育てるって風習だったわ。
ウィル  :じゃあ誰もいないんじゃん……乳兄弟……
ソフィア :ルドルフはいたかなぁ?
ウィル  :あー……どうだろうねー? いてもおかしくはないよな。
      ……締まりのない結論で悪いね(ぽりぽり)。


おしえて☆ウィルくん